温泉あがりのラーメンを愛する温泉ソムリエの徒然ブログ

ラーメンと温泉大好きな放浪人がオススメのグルメや温泉を紹介するブログです。近くを訪れることがあれば、ぜひ一度お立ち寄りください!

GoToトラベルキャンペーンのお得な使い方 その①(番外編)

 

ここ最近、ずっとGoToトラベルキャンペーンについて書いてますが、どうしても内容が批判的なものになってしまいがちで誤解されそうなので、今日は特別編として「こんな感じでキャンペーンを使うとお得に旅行ができますよー」という紹介をしたいと思います。

 

ちなみに、最近書いているGoToトラベルに関する連載ブログは以下をご参照ください。

 

www.marines54.com

 

 

 

まず、現時点でのGoToトラベルキャンペーンの概要を簡単におさらいです。

 

 

・事後還付手続きの対象は8月中の旅行まで。9月以降の旅行は還付手続きの対象外となる。

 

・還付手続きの期間は令和2年9月14日まで。まだ申請をされていない方は、早めの申請をオススメ。なお、申請書類に不備があった場合は事務局より連絡があり、書類の再提出等を求められるとのこと。

 

・9月以降の旅行に関しては、GoToトラベルキャンペーンの35%を割引した金額で事業者が商品を販売。なお、残り15%の地域共通クーポンに関しては開始時期等未定。

 

上記内容を踏まえた上で、私の実体験を少しばかりご紹介したいと思います。

 

 

新型コロナウイルスの影響で、ずっと遠出は控えてきましたが、少し先の日程で四国に行く用事ができたので、どうせならGoToトラベルキャンペーンを使ってお得に行きたいね、という話になり、旅行の行程をいくつか検討してみました。

 

 

①自家用車。最初の目的地は愛媛県なので、地図アプリで検索してみると、高速道路を使って自宅から約5時間半程度。淡路島を通って四国入りするルート。

 

②飛行機。去年まではLCCのピーチが関空―松山空港便を飛ばしていただが、新型コロナウイルスの影響で現在は休止中で、現在は唯一ANAが伊丹―松山便を就航している。

 

③夜行バス。大阪市内から松山方面への夜行便。JR四国バス、阪急バス、阪神バスなどが定期運行している。

 

④フェリー。候補としては南海フェリーやオレンジフェリーがある。南海フェリーの場合は、徳島からは陸路。オレンジフェリーは南港―東予便、神戸―新居浜便がある。

 

⑤JRを乗り継いで行く方法。あまり現実的ではない。

 

 

次に、所要時間と交通費等。

 

 

①自家用車(軽自動車)。全て高速道路に乗ると仮定して、所要時間は約5時間。ETC利用で片道8,500円程度。プラス燃料代。交通状況により所要時間は大きく変動する可能性あり。

 

②飛行機。ピーチがあればおそらく最も格安だったが、現在は無いのでANAの伊丹―松山便一択。料金は利用する時間帯にもよるが、平日の一番安いお昼の時間帯で約10,000円程度。早朝や夜遅い時間帯は約12,000円程度。所要時間は約50分。時間だけなら断然最速。

 

③夜行バス。3列独立シートで片道約5,000円程度。所要時間はバス会社によって若干のバラつきがあるが約7時間程度。バス車内の換気性能は高いが、不特定多数の人間が長時間狭い車内に居るという点で、新型コロナウイルス感染予防の観点で言えば、あまり望ましいものではない。

 

④フェリー。南海フェリーは和歌山港―徳島港。4m以下の軽自動車と運転者1名で片道7,600円。大人1名追加につき2,200円。所要時間約2時間。オレンジフェリーは夜行フェリー。南港―東予港もしくは神戸港―新居浜港の航路で運行しており、南港―東予港の場合だと4m以下の軽自動車と運転者1名、部屋は1番安いシングル(シングルプラス)でC期間の場合だと、片道14,900円。大人1名追加につき6,600円。ちなみに、オレンジフェリーは全室個室を完備。ソーシャルディスタンス対策は万全。所要時間約8時間。

 

⑤JR。JR各線の乗り継ぎ。岡山経由で松山へ。所要時時間6時間30分、運賃片道約14,000円。正直なところ、余程の鉄道好きで無い限り鉄道をチョイスすることは無いだろう。

 

ざっくりとした情報はこんな感じ。ここから移動手段を選択していく訳だが、優先して考慮する点は以下の内容。

 

 

・今回の旅の目的上、車は必須。どんな交通手段を使ってもそれは変わらない。自家用車の場合は自家用車で、それ以外の場合は現地でレンタカーを借りることとなる。

 

・今回の旅の目的上、1日をフルに使いたい。よって、できる限り早い時間帯に現地に到着できることと、最終日もできる限り長く現地に滞在することが可能な交通手段が望ましい。

 

・新型コロナウイルス感染予防の観点から、できる限り三密の状況は避けたい。

 

・この記事のテーマにもなっているが、今回はGoToトラベルキャンペーンを使ってお得に旅をすることが目的なので、最大限GoToトラベルを活かせる交通手段を選択したい。

 

 

以上の点を踏まえ、総合的に判断をした結果……

 

今回、選んだのは……

 

 

オレンジフェリーさん!

 

 

選考理由としては、

 

上記の4点を全てクリアしていること。

 

 

・今回の旅の目的上、車は必須。どんな交通手段を使ってもそれは変わらない。自家用車の場合は自家用車で、それ以外の場合は現地でレンタカーを借りることとなる。

⇒フェリーなら自家用車を持っていける。さらに、現地までの燃料代を節約できる上、荷物も車に積んだままにできるので、荷物の積み下ろしなど、余計な手間が省ける。

 

 

・今回の旅の目的上、1日をフルに使いたい。よって、できる限り早い時間帯に現地に到着できることと、最終日もできる限り長く現地に滞在することが可能な交通手段が望ましい。

⇒オレンジフェリーの運行スケジュールは、南港(大阪府)22:00発→東予港(愛媛県) 6:00着。東予港→南港も同様。よって、朝イチで現地入りできる上に、最終日も夜まで滞在するとができる。

 

 

・新型コロナウイルス感染予防の観点から、できる限り三密の状況は避けたい。

⇒オレンジフェリーの最大の特徴は、全室個室という点。普通、フェリーの一番安い席は大部屋で雑魚寝というのが昔から一般的だが、オレンジフェリーは一番安いシングル(シングルプラス)であっても、個室が用意されている。就寝時、見ず知らずの他人と同じ空間で共に過ごす状況を回避できるので、これ以上ない新型コロナウイルス対策である。 

 

 

・この記事のテーマにもなっているが、今回はGoToトラベルキャンペーンを使ってお得に旅をすることが目的なので、最大限GoToトラベルを活かせる交通手段を選択したい。

⇒GoToトラベルキャンペーンを使う上で、普通の考え方をすればホテルや旅館といった宿泊施設で割引対応してくれる、というのが一般的だと思う。しかし、キャンペーンのQ&Aの項目をよーく確認してみると、

 

Q56:夜行フェリーは、旅行・宿泊代金の割引支援の対象となるのか。

Q57:夜行フェリーについて、2等桟敷(カーペット)席は、旅行・宿泊代金の割引支援の対象となるのか。

 

A56、57:ベッドと同視できるフルフラットの睡眠スペースが提供されているとともに、枕、毛布その他の寝具が提供されているものについては、宿泊施設に準ずるものとして、支援対象となる。

 

Q61:クルーズや寝台列車は、旅行・宿泊代金の割引支援の対象となるのか。

A61: ベッドと同視できるフルフラットの睡眠スペースが提供されているとともに、枕、毛布その他の寝具が提供されているものについては、宿泊施設に準ずるものとして、支援対象となる。夜行列車で座席のみを利用する(寝台を使用しない)場合など、座席のみとみなされるものは対象外となる。

 

 

このような回答がある。

 

 

つまり……なんと、夜行フェリーはGoToトラベルキャンペーンの割引対象となるのだ。

 

 

しかも、飛行機や列車(夜行列車を除く)等であれば、キャンペーンの対象にしようと思えば、パッケージツアーなどを利用して宿と交通手段をセットにする必要があるが、夜行フェリーに関しては、フェリーの移動そのものが宿泊行為という捉え方をされるので、フェリーと宿のセットプランを利用する必要はなく、片道のみフェリーを利用したとしても、GoToトラベルキャンペーンの割引を受けることができる。

 

さらに!

 

自家用車も一緒に載せた場合は、フェリーの料金設定が基本的には自動車1台につき運転手1名の料金も含んでいるという特徴も関係しているとは思うのだが、実質的に自家用車の運賃も35%の割引対象となる。

 

加えて、ここで本来からある割引制度、例えば往復割引等とGoToトラベルキャンペーンの併用も可能なので、仮に往復割引で復路の料金が2割引だとしたら、往路料金+復路料金(2割引)された金額にGoToトラベルの35%割引が適用されるので、実際の割引率的には35%以上にすることも可能なのだ(もちろん制度的に何の問題もない)。

 

 

と、ここまで好条件が揃えば、今回の旅に関してはオレンジフェリー、一択ですよね!

 

 

さて、本来は1回で終わらせるつもりだったのですが、またもや長くなってしまったので、予約方法や当日の乗船方法、オレンジフェリーの紹介は次回にしたいと思います。

 

 

今回もお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

 

 

また、次回お会いしましょう♪

 

 

※頑張って、近日中に更新します。

 

 

 

f:id:marines54:20200824231656p:plain

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村