みなさま、明けましておめでとうございます。
なんと気がつけば、前回の更新から早くも約2ヶ月が経過しようとしています。
年内にはこの記事を終わらせるように頑張ると言ったのは、いったいどこの誰でしょうか。本当に意思の弱い人間です。
と、いうことで更新間隔が尋常ではないくらい開いてしまいましたが、気をとりなおしてオレンジフェリー乗船記の最終回をしっかり締めくくりたいと思います。
でもその前に、前回の内容は完璧に忘れ去られていると思うので、こちらから振り返りをどうぞ。
と、いう訳で出港前に完璧に呑んだくれてしまったので、酔いを覚ましがてら船内散策にいきましょう。
部屋を出ると、絨毯ばりの廊下にはこんな客室案内標識が。ロイヤルとかスイートとか、なんか名前が全体的にリッチです。
私が乗船したのが『おれんじ おおさか』だったこともあるのか、通路には、くいだおれ太郎のような大阪に関する写真がたくさん展示されていました。
緊急時の脱出経路もしっかり確認しておきましょう。万が一ということもあります。
共用スペースはこんな感じ。ゆったりとした落ち着いた雰囲気。
やはり新型コロナの影響もあるのか、パブリックスペースで過ごしている乗客は出港から到着までほとんど見かけませんでした。
フェリーには絶対と言っていいほど設置されているゲームコーナー。流石の鬼滅人気。こんなところにもばっちり進出しています。
こちらもフェリー旅には欠かせない、自販機コーナー。ですが、前回の記事でもご紹介しましたが、オレンジフェリーには売店がありません。そして、アルコール自販機やニチレイの冷凍食品自販機の設置もないので、私のような呑兵衛の方々は気をつけましょう。なお、レストラン営業時間中はレストランにて缶ビール等の購入が可能です。
ソフトドリンクやアイスクリーム自販機、汎用機でタオルや歯ブラシは常時販売中なので、呑兵衛さん以外は特に問題ないかと思います。
お次はマッサージコーナー。こちらもよくある安っぽいマッサージ機ではなく、ちょっとリッチな感じの製品が設置されていました。確か15分200円くらいだったかな。お値段はリーズナブルなので庶民の味方です。アルコール消毒も隣に置いてくれてあるので、感染予防対策もバッチリです。連続で30分くらいお世話になりましたが、気持ちよかったです。
こんな感じのフォトスポットもあり、記念撮影をするにはもってこいです。もちろん私も撮りましたよー。
では、そろそろ出港が近いのでデッキへ移動しましょう。何度通ってもここの吹き抜けは最高ですね。
じゃ~ん。お待ちかね、オレンジフェリーのファンネルです。ちなみにマークの意味は「Safety」「Speedy」「Service」の頭文字を取って3Sを表しているらしいです。いやぁ、しかし、やっぱりオレンジ色が映えますよね。最高にかっこいいです。
連絡橋が外されて、いよいよ出港です。わくわくしますね〜。
離岸中。「ゴゴゴゴゴッ……!」というエンジン音と海の音にテンションアゲアゲです。
方向転換を終えると、船体はみるみるスピードを上げて、あっという間に大阪南港から離れていきます。ファンネルから出る煙が風に流される景色は、何度見ても良いものです。
では、寒くなってきたので、一旦船内に戻ってお風呂に入りましょう。
お風呂は、大浴場とシャワールームがあって、シャワールームはランプの色で使用中かどうかがひと目で分かります。これ、すごい助かりますよね。まあ、私は迷わず大浴場を利用しましたが。写真はないですが、浴槽も広いし洗い場もブースごとに仕切りがあるので、すごく快適でした。
シャワールームはこんな感じ。めっちゃ清潔です。
そうこうしている間に、船は明石海峡大橋を通過。このあたりで睡魔が限界だったので、夜ふかしすることもなく、大人しく就寝。朝まで爆睡しました。
翌朝、起きると……はい、もう愛媛は東予港に到着です。
もうすぐ下船時刻。車に移動しなければなりませんが……。
ここで振り返って見ましょう。オレンジフェリー乗船記①のこの場面を。
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ちなみに、待機列に入る前に誘導員の方が「朝は船内でゆっくりされますか? それともすぐに下船されますか?」と訊いてくださったので、私達は迷わず「すぐに下船します」と返答。それ用のレーンに誘導されます。まさか後にこの選択が大変な事態を招くことになろうとは想像すらできず、ウキウキで乗船時間を待ちます。
※※※
そうです、私達は取り返しのつかない伏線を乗船前に張りめぐらせてしまっていたのです。つまり、誘導員の方の「朝は船内でゆっくりされますか?」という問いかけは、言い換えるならば「あなたたち、朝ごはん食べるのかい?」くらいのニュアンスだったのです。
あと20分くらいで下船時間。それまでにはマイカーに戻らねばならない。しかし、私達は優雅に朝食を食べるつもりで和食と洋食の朝食券を購入済み……。
もう、そこからは写真を撮っている余裕なんてなく、荷物をまとめてレストランに駆け込み、素材に拘っためっちゃ美味しい朝食を味わうこともソコソコに。とにかく胃袋に収めて、すぐさま移動。車に乗り込むと同時くらいのタイミングで下船が始まるという、なんとも朝から忙しない行動を余儀なくされたのです……。
下船後は、これ、復路は絶対にゆっくり下船しようね……と、相棒と意見が一致しました。まあ、こういうこともフェリー旅には付きものです。
で、下船後はフェリー外観の撮影を。乗船時は夜なので暗いからね。
かっこええ……。
行き先表示。ドッグ入りなんかで神戸・新居浜航路にこの子が就航する場合もあるから、この表記なのかなー。
そうこうしていると、朝日が昇ってきて、おれんじおおさかの船体がオレンジ色に!
すぐに雲に隠れたので一瞬だけでしたが、これにはテンションがあがりました。
素晴らしい一日の始まりです!
はい、ということで無事に東予港に到着したところで、今回のオレンジフェリー乗船記は、終了とさせていただきます。
今回、紹介しきれなかった分(朝食の内容とかね!)をまたの機会に紹介することもあるかもしれませんが、ひとまず、長い間お付き合いいただきましてありがとうございました。
次回以降は、何の記事を書こうかまだ全然決めていませんが、私生活も少しは落ち着いたので、近いうちに更新できるようにがんばります。
ではでは、みなさんまた次回お会いしましょう〜。